あなたのご家庭では、子育てに関して夫婦で役割が決まっていますか?
はじめから役割を決めているというご家庭は少ないのではないでしょうか?
我が家では、子どもを育てている間に自然と役割が決まってしまったような気がします。
みなさんのご家庭ではどうですか?
子どもが赤ちゃんの頃から、一日のほとんどを子どもと一緒に過ごしているママは子どもの良いところだけを見て過ごせるわけではありません。
子どもを叱らなくてはならないこともたくさんあります。
なのに、夜仕事から帰ってきて子どもの良いところしか知らない夫に腹が立つことがありませんか?
もし、あなたが旦那さんでこの記事を読んでいるなら申し訳ないのですが(笑)
夫は子育ての一部分しか経験していないのに、子育てしていますなんてよく言えるなぁ、と思ってしまいます。
なぜ一方的にそう思ってしまうのか?
改善策はないのか?
今回は徹底的に追求したいと思います。
目次
男の人は嫌われたくない生き物
まず、男の人は事なかれ主義の人が多いです。ママと子どもがケンカしていたり、子どもが起こられていたりすると拾う方にまわろうとします。
パパとママの両方から責められては、子どもも拾ってくれるところがないので行き詰ってしまいます。
だから、それで構わないのですが、いつも叱るのがママの方だけだとなんだかおもしろくないですよね?だって悪者みたいですもの。
夫が子供に甘い理由
夫が子どもに甘いと思ったことはありませんか?
日中一緒にいる時間が多いママにしてみれば、甘やかしてばかりしていると生活もできませんから、嫌われようが何だろうがいけないことはいけないと叱ることも日常です。
でも、夫にしてみれば仕事とはいえ家にいなかった後ろめたさが多少はあるもの。
半日以上振りに会うわが子が多少わがままなことをしても、眼をつむっていられるのです。
また、嫌われないように接しているように感じます。甘やかしているというよりも嫌われないようにしているのかもしれません。
子どもが成長すると疎まれることも
そうやっておいしいところだけもっていくような夫ですが(ひどい言い方ですみません)、かわいそうなこともあります。
子どもが成長してくると、パパは疎まれる存在になることがあります。
父親を相手にしない子ども達
たまに、学校での出来事などを子どもに聞こうとすると、いちいち説明するのが面倒臭いのか、子どもが大した反応を示さなくなりがちです。
中学生ぐらいでしょうか?
母親は学校の行事やテストなどのスケジュールなどを理解しているし、友だち関係も知っているでしょう?そういったベースから父親には説明しなくてはならないことが面倒に思うのです。
子どもが女の子であれば、いずれ「お父さんキライ」になる時期が訪れます。
たまに「お父さん平気」な女の子もいますが、残念なことに大抵は嫌われる時期が来ます。
男の子であれば、「おやじウザい」でしょうか?父親がいろいろ聞けば聞くほど、面倒臭く感じて話さなくなります。
うまく立ち回れない父親
母親からすれば、「なんでそんなことをわざわざ聞くんだろう?」「もう少しうまく接すればよいのに・・・」と思いますが、父親はいつまでも小さい子どもの頃と同じ接し方をするようです。
子どもは成長しているのだから、合わせた接し方をすればいいのに・・・といつも思います。
母親と比べて子どもに接する時間が短いので、そういった付き合いがうまくできないのでしょうか。
夫婦2人で子育てするためには?
考えてみれば、夫もかわいそうな部分もありますね。
夫が仕事をしているから子どもを育てることができるのですから、感謝はしなくてはいけません。
では、私たち母親が「父親はずるい」と思わなくてもいいためには、どうしたらよいのでしょうか?
休日などお願いできるときには子どもの世話を夫に任せる
せっかくの休日に申し訳ない気持ちもしますが、日頃育児がどれほど大変なのかを理解してほしいです。
そのためには、一緒に出掛けるのではなく、夫だけで公園や買い物に子どもを連れて出かけてもらいましょう。
良いところだけではなく、大変さも実感してもらえますよ。
勉強をみてもらう
小学生の間ぐらいは、お父さんに勉強を教えてもらうことができるはずです。勉強はお父さんがみるという分担ができます。
休日に一緒に運動をして体を動かす
キャッチボールでもなんでもいいので、一緒に体を動かすことでぐっと気持ちが近くなることができます。
お父さんも運動不足解消になるはずです。
叱ってもらう
いつもお母さんが叱るよりも、たまにお父さんに叱ってもらいましょう。
普段怒らない人が怒る方がコワかったりしますよね?たまには悪者になってもらいましょうよ!
まとめ
この記事を読まなくても積極的に育児に参加していて、子どもたちとの関係も良好な夫を持つ方もいらっしゃるでしょう。
本当にうらやましいです。でも、それぞれの夫婦でうまくやっていくしかありませんから、ぜひ子育ての分担を実践してみましょう。
夫婦のどちらかだけ子育てをしているのではないので、連携していきたいものですね。