<学年別>算数が苦手な子も得意な子も毎日取り組めるおすすめ算数ドリル

算数ドリルの勉強をする子供お子さんに家庭学習で算数ドリルを取り組ませようと決め、書店の参考書コーナーに行くと、いろいろな算数ドリルがありますよね。

それぞれ特徴もあり、さらに種類も多いです。どれを買ったらいいのか迷ってしまいますよね。

そこで、塾講師経験から、小学生の算数に詳しい筆者が低学年・中学年・高学年別に小学生におすすめの算数ドリルをご紹介します。

これから紹介する算数ドリルには、「ドリル」という名前がついていないものも含まれますが、毎日取り組める問題集として選定しておりますので、ドリルのような使い方ができるものばかりです。

ぜひ書店で手に取ってご覧ください。

算数が苦手な子、得意な子へ!ドリルを選ぶ際のポイント

算数が苦手な子

算数が苦手なお子さんには、問題数が多すぎず、難易度も比較的易しめの算数ドリルを選んであげるとよいでしょう。

毎日継続することが目標のひとつでもあるため、毎日5分や10分でもできるものを選ぶのがポイントです。

算数が得意な子

算数が得意なお子さんには、問題の難易度がちょうどよいものか、またはやや解きごたえのあるものを選ぶとよいでしょう。

あまりに難しすぎる難易度の算数ドリルを選んでも、途中で飽きてしまう場合も考えられます。

学校の勉強プラスアルファのもの、または、中学受験に挑戦する場合は学年や学習進度に合ったものを選ぶのがポイントです。

算数が苦手な子

低学年向けオススメ算数ドリル

では、次に低学年のお子さん向け算数ドリルをご紹介していきます。

学習習慣を身につけよう!『毎日のドリル かけ算九九 小学2年生(学研プラス)』

学研の「毎日のドリル」は、1日1ページずつ学習していくタイプの問題集です。

問題量も気軽に取り組みやすい量で、フルカラーで見やすく、解説もわかりやすいです。

そのため、これから学習習慣をつけていこうと考えているご家庭のお子さんにピッタリです。

専用アプリでは、学習時間や点数などを記録していくとアプリ内のキャラクターが育つしかけとなっており、モチベーションがあがるきっかけとしても期待できます。

楽しみながら問題が解ける!『ドラゴンクエストゆうしゃドリル 小学校低学年向け算数編 推奨学年:2年生(スクウェア・エニックス)』

「ドラゴンクエストゆうしゃドリル」シリーズはドラクエでおなじみ、大人気のゲーム「ドラゴンクエスト」をテーマにした問題集です。

できたページに応じて地図にシールを貼っていき、ゴールを目指していくしかけがありますが、なんといってもドラクエの世界観が広がっているのが特徴的です。

問題の要所にスライムなどのキャラクターや、道具や武器などを買うなど、冒険の要素がちりばめられており、楽しめみながら問題を解ける工夫がいっぱいです。

問題の内容としてはしっかりしているため、学習習慣をつけたいお子さんにおすすめです。

中学年向けオススメ算数ドリル

次は中学年のお子さん向け算数ドリルをご紹介していきます。

計算ミスが気になるお子さんへ!『毎日のドリル 小学3年 もっと計算力(学研プラス)』

学研の「毎日のドリル」は、「低学年向け」で挙げたものと同様、1日1ページずつ学習していくタイプの問題集です。

「もっと計算力」シリーズは3年生以外でも展開されていますが、名前の通り計算問題に特化したシリーズです。

さらに、1ページあたりの問題量が豊富です。問題の難易度は標準的で、慣れてくれば算数が苦手なお子さんでも使いこなせるレベルです。

算数が苦手なお子さんから、苦手ではないけれども計算ミスが気になるお子さんまでおすすめです。

少数や分数の復習にも使える!『小学4年生 計算にぐーんと強くなる(くもん出版)』

「小学4年生 計算にぐーんと強くなる」は、計算問題に特化した問題集で、問題量も豊富です。

4年生以降で算数が苦手になるきっかけとなりやすい、「わり算の筆算」「小数の計算」「分数の計算」などの解き方もわかりやすく解説されており、そのまま同じような手順で類題が解けるように工夫されています。

計算のスペースもある程度用意されているため、例題と同じように書き込んで演習することができ、使いやすい問題集です。

対象学年は小学4年生ですが、小数や分数の計算が苦手な小学5年生にもぜひおすすめしたい1冊です。

中学受験を目指す子、学校の算数以上に挑戦したい子向け!『中学受験シリーズ 入試算数の基礎30(Z会)』

「入試算数の基礎30」は、中学受験の勉強を始める3年生・4年生の準備に最適な問題集です。

基礎的な計算問題はもちろん、いわゆる特殊算や図形問題などの中学受験に必要な内容も多く収録されています。

中学受験を目指す3年生・4年生のお子さんはもちろん、学校の算数以上の問題に挑戦したいお子さんにもおすすめです。

勉強が出来る子供の習慣とは

高学年向けオススメ算数ドリル

高学年の子供にオススメなドリル次は高学年のお子さん向け算数ドリルをご紹介していきます。

学校の復習にはこれ!『小学標準問題集 算数6年:3ステップで実力アップ!(増進堂・受験研究社)』

「小学標準問題集」は、学校の算数の復習に最適な問題集です。

見開き1ページあたりの問題量が、ある程度しっかりと収録されているタイプで、塾で使う問題集のようなイメージです。

そのため、本格的に学習習慣をつけたいお子さんから、さらに実力アップを目指すお子さんにまで幅広くおすすめです。

学校の復習からプラスアルファまで!『Z会グレードアップ問題集 小学6年 算数 計算・図形(Z会)』

「Z会グレードアップ問題集」は学校の復習からプラスアルファまで収録されている問題集ですが、見開き1ページあたりの問題量が比較的すっきりとしており、無駄がない印象です。

内容はある程度高度で、中学受験で扱う内容も含まれているため、学校の算数プラスアルファの勉強をしようと考えているお子さんや、中学受験の算数にやや不安があり、得意のきっかけをつかみたいお子さんにおすすめです。

中学受験で出題される文章題のランキング形式問題集!『中学入試でる順 算数文章題600(旺文社)』

「中学入試でる順 算数文章題600」は、中学受験で出題される文章題をランキング形式で収録している問題集です。

これまで中学受験において実際に出題された問題で構成されているため、難易度は高めです。

しかし、問題集の名前からは想像しにくいですが、たとえば線分図の書き方など、解き方もわかりやすく解説されており、簡単に解けるようになる工夫が随所で見られます。

中学受験を目指すお子さんに最適な問題集です。「中学入試でる順」シリーズは、計算問題はもちろん、他教科まで幅広く展開されています。

英語学習をする親子

さいごに

ここまで、低学年から高学年まで、さまざまな算数ドリルをご紹介しました。

シリーズによっては、他学年でも展開されている算数ドリルもありますので、ぜひ、お子さんの性格やタイプに合わせて選択してみてください。