小学生の普段の宿題と夏休みの宿題の計画的な終わらせ方

勉強の習慣は小学生からみなさんが小学生のとき、夏休みはどのように過ごしていましたか?

ある人は「友達と毎日のように遊んだ」「おばあちゃんの家に行った」「海・花火・夏祭りを楽しんだ」と、人それぞれでしょう。

ですが中には、「夏休みの終わりは宿題に追われた」と苦い想いをした人もいるのではないでしょうか。

それも毎年毎年凝りもせず、夏が来て終わろうとしている頃に同じセリフを…。

人はそうそう変われるものではないのです。

学習習慣は勿論、学習する時間帯、計画の立て方を癖づけておかなければなりません。

では、一体いつからどのように始めるべきなのでしょうか。

自分の子どもが苦しまなくてすむよう、親御さんも一緒になってお子さんをサポートしていきましょう。

普段の学校の宿題の終わらせ方

学校がある日の学校の宿題はいつしていますか?

「学校から帰ったらすぐにする」「友達と遊んでから」「習い事が終わってから」これもまた家庭によって違うと思います。

家庭の教育方針の元にしてもらっても良いのですが、〈時間を決める〉ようにしましょう。

宿題をする時間を決める

学校から帰ってきてからの16時から18時のあいだ・友達と遊び終わった18時から20時のあいだ・ご飯を食べた後の19時から21時のあいだ…決めて毎日継続することで、それは習慣となります。

個人的に避けた方が良いと思う時間は、「学校から帰ってきた後の時間」「お風呂に入ってから夜寝るまでの時間」です。

宿題を教える母

「学校から帰ってきた後の時間」が宿題をやる時間に適していない理由

特に小学生は学校から帰った後友達と遊びたい子が多く、宿題を先に終わらせようとすると「やっつけ仕事」となってしまい、適当になってしまう恐れがあります。

また、遊ぶ前に終わらせるように強要することで、勉強嫌いになってしまうことも少なくありません。

ならば、遊ぶだけ遊んだ後にゆっくり時間をとり、しっかりと考えさせる方が身になります。

「お風呂に入ってから夜寝るまでの時間」が宿題をやる時間に適していない理由

お風呂を入ったすぐ後というのは体が休む体制となっています。

そこで勉強を入れてしまうと眠けとの戦いになり、また、いざ寝ようとすると逆に目が冴えてしまうことになります。

質の良い睡眠をとるためにも、この時間は避けた方が良いといえるでしょう。

そのため、友達と遊び終わった18時から20時がベストではないでしょうか?

夏休みの宿題計画の立て方

宿題計画の立て方では、いざ長い夏休みになったらどのようにすればいいのでしょうか。

普段より格段に多く、どれくらいのペースで進めていけばいいのかも最初はわからないものです。

わからないからこそ、最初だからこそしっかりと計画をたてたいものです。

夏休みは普段とは違い学校がなく、午前があります。できれば学習する時間は、朝の8時から10時と統一しましょう。

宿題の範囲を決めて取り組む

今日、やらなければならない範囲が終われば10時より早く終わっても良い、逆に終わらなければ11時まで延長することもある、というように決めてもいいかもしれません。

午前の時間は一番頭が冴え、集中力が上がる時間帯なので、勉強は1日の初めに終わらせ、午後からは好きに遊ぶ方が良いでしょう。

宿題の計画は親子で決める

宿題の計画を立てるとき、子ども任せになってはいけません。

お母さんだけで決めてもいけません。必ず親子で決めましょう。

子ども任せになってしまうと、小学生低学年ではまだ割り算も習っていなければ、大量の宿題も初めてです。

適当に決めてしまう可能性が高くなります。お母さんが決めてしまうと強制力が働き、子どもは「させられている」と感じます。

親子で話して決めることで、お母さんも宿題を管理しているし子どもも自分で決めたこととして認識します。

「1日のやらなければならない量は自分が決めたことなのだから、必ずやらなければならないよ」と習慣づけることも出来ます。

勉強をする子供

宿題を終わらせる期限を決めておこう

宿題を終わらせる期限次に、「いつ終わらせるか」ですが、提出物にはなるべく余裕をもたせるようにしたいものです。

中学生や高校生になってから、提出物がいつも期限ぎりぎりで遅れることもあるなんてことないようにしたいですね。

そうすると、8月31日ぴったりに終わるようにするのではなく、8月3週目の終わりまでにする、お盆前までに終わらせる、とこちらも話し合って決めましょう。

そしてできれば、早く宿題を終わらせた後はどういった勉強をするかも話し合いたいですね。

宿題を終えたあとは、宿題で一番時間がかかったところをもう1度お母さんと勉強するのも良いですし、塾の夏期講習に参加してみても良いかもしれません。

夏休み明けの子供達

ぶれないように親御さんはしっかりとサポートしよう

毎年やってくる夏休みで注意したいことは、上記をぶれないことです。

去年はこうだった、でも今年はこうする…とやり方を変えてしまうと、習慣ではなく気分で学習するようになってしまいます。

小学生低学年のうちはお母さんも一緒に管理しつつ、高学年になったらある程度子どもに任せて見守るようにしましょう。

習慣がついていれば子どもは自分で考えます。

高学年になっても手取り足取りお母さんがついてしまっては、子供は何も考えなくなってしまいます。

失敗することも勉強と思って、はじめのサポートをしっかりと、徐々に手放ししていきましょう。