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幼稚園受験に向けて
ご近所幼稚園であれば、面接もありますが、願書を提出すればほとんど入園が許可されます。
人気幼稚園では、未就園児クラスから通ったり、受付日に真夜中から並んだりする園もあるといいますね。
お受験幼稚園は、定員も少ないのにもかかわらず、それ以上の入園希望者がいるので、何かしらの試験と面接があります。
幼稚園受験は小学校受験よりは準備期間も短くて、費用面も子どもの負担も減るというメリットがあります。
様々なタイプの幼稚園
お受験幼稚園といっても、様々なタイプがあります。
- 有名小学校受験に強いと言われる幼稚園
- 大学や高校までエスカレーター式の幼稚園幼稚園は共学だが小学校からは女子校になってしまう幼稚園
- 必ずしも全員が系列の小学校に上がれるとは限らない幼稚園
など、きちんと調べて受験しないと、卒園のときに、こんなはずではなかったということになりますので、注意をしましょう。
幼稚園の情報をしっかり調べておく
幼稚園にもお勉強系、自由保育系など特色がありますので、自分の子どもにあっているかどうかというのが一番のポイントになります。
自分の子どもに通わせたいと思う幼稚園が決まりましたら、その幼稚園についての情報を得ることも大切です。
三年制の幼稚園が主流ですが、二年制の幼稚園もあります。この点も確認しましょう。
幼稚園受験の試験内容
幼稚園受験の試験内容は、筆記テスト、身体能力テスト、面接が主になりますが、幼稚園により異なりますので、希望の園が決まったら確認をしましょう。
幼稚園受験の筆記テストについて
筆記テストといっても、子どもの年齢にそった問題が出ます。
ひらがなを書く幼稚園もありますが、テープで質問されたことをペーパーに書いている絵や図形から〇をするなどというような、受験準備をしていなくても、答えられる問題が多いです。
完璧にできなくても、良いのです。幼稚園では、年齢相応に発達しているかどうかを見ているだけです。
ただ、どのような問題がでるかはわかりませんので、普段から子どもには色々な経験や興味を持たせる生活をしていることが大切です。
幼稚園受験の身体能力テストについて
身体能力テストも、子どもを公園でのびのびと遊ばせているのであれば、それで十分です。
元々子どもは遊ぶのが当たり前なので、身体を思いっきり動かすことは普通のことです。
またお友達と仲良く遊べるかどうかも、見られますので、同年代の子どもともたくさん遊ばせましょう。
塾に通えば体操もありますが、特別準備をしなくても、その年齢にあった身体を動かすことができていれば、良いのです。
また、中にはリトミックを試験に取り入れている幼稚園もあります。
子どもはテレビの教育番組の歌が大好きです。
その歌を歌いながら、身体も動かして踊ったりしていませんか?
そのときにお子様と一緒に、ご両親も普段から歌ったり踊ったりするのもいいですね。
幼稚園受験の試験で見られること
テスト内容についてご紹介しましたが、幼稚園が本当に見るのは試験の出来ではなく、年齢にあった身体や心の発達、ご両親との信頼関係、家庭での過ごし方、基本的な生活習慣ができているか?ということです。
子どもがその年齢にあった生活とご両親がその子に見合った子育てをしているかということを見ているのです。
そして、好奇心があるか?やってみようというチャレンジする気持ちがあるか?などを見ているのです。
幼稚園受験専門の塾は必要か?
子どもの年齢にあった成長と子育て環境を見ていると伝えましたが、幼稚園受験をする子どもの多くは、少なくても1年間は幼稚園受験専門の塾に通っています。
塾に通えば、希望の幼稚園の試験について学べたり、情報も得ることができるので、できることならば通った方がいいでしょう。
幼稚園受験の面接内容
幼稚園受験の面接は、親の試験とも言われます。
面接のために子供に必要な準備
子どもにも質問がありますが難しい質問はありません。
自分の名前や好きなことを聞かれたり、挨拶ができているか、人とのかかわり方は大丈夫かを見られています。姿勢も大事ですよ。くねくね、だらだら落ち着きのないようなお子様では困ります。
無理やり、試験のためにつくられたお子様というのは、幼稚園にばれてしまいますので、普段の生活で身に着けるように心がけましょう。
普段から基本的な習慣をきちんと身につけさせていたら、心配はありません。
親に必要な面接準備
では、ご両親の面接ではどのような面を見られているのでしょう。
子どもの試験中や面接時の態度、仕草も大きく影響しますので、ご両親の振る舞い方をきちんとするようにしましょう。
入室時に、面接する側は一瞬で、このご家庭は良い、夫婦も仲が良いなど見分けたりするものです。
第一印象が大切です。
言葉遣いも大切なので、普段から敬語がきちんと使えるようであれば大丈夫です。
幼稚園側も、テキスト化されたような受け答えはも止めていませんので、相手の目を見て、誠実な答えをするよう心がけましょう。
子供の面接であることを忘れずに
母親が大丈夫であっても、父親がうまくできないパターンが多く見られます。
会社で、プレゼンテーションをよくしていたり、営業マンだったり、話すことには自信のある父親であっても、子どもの面接では上から目線的な答え方をしてはだめです。
あくまでも、幼稚園受験は親の試験とも言われても、主役は子どもということを忘れずに、面接に臨んで下さい。
ご両親が仲良しで、普段から会話の多いご夫婦であれば、お互いを尊敬しあい通じあっているので、面接の際に質問されて困ることはないでしょう。
不安があれば受験前には夫婦で、面接の練習をすることをおすすめします。
幼稚園受験の試験と面接のまとめ
幼稚園受験は、会話の多い家庭の子ども、仲良しなご両親というベースがあって、その上で基本的な習慣を身につけたお子様が受かりやすいでしょう。
お勉強より、普段から色々なことに興味を持たせてたくさん遊ばせることが幼稚園受験では大切です。