子供の指しゃぶりをやめさせるには?指しゃぶりを卒業するためのコツ

指しゃぶりをする子供

子どもがなかなか指しゃぶりをやめないけれど、いつまで続くの?もうやめさせた方が良い?指しゃぶりを卒業できる効果的な方法はあるの?など、子どもの指しゃぶりでお悩みの方も多いのではないでしょうか。

指しゃぶりは、自然とすぐに卒業できる子もいますが、幼少期になってもなかなか卒業できない子もいて個人差があります。

今回は子どもの指しゃぶりがいつまで続くのか、またいつまでにやめるべきなのか詳しくお伝えします。

元幼稚園教諭の目線から、自宅で実践できる指しゃぶりをやめさせるコツについてもお話しますので、子どもの指しゃぶりがなかなか卒業できずお悩みの方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。

子どもの指しゃぶりはいつまで続くの?いつまでにやめさせるべき?

指しゃぶりは、生後2~3ヶ月頃から始まり、赤ちゃんのほとんどが経験する発達段階のひとつです。

成長が進むにつれて、指しゃぶりだけでなく興味があるものを触って、口に入れてその形や固さなどを口の中で確かめるようになります。

0歳の赤ちゃんの指しゃぶりや何でも口に入れてその特徴を確認する行為は、生理的なものであり、無理にやめさせる必要はありません。

1歳を過ぎて立つ、歩くなど自分で好きなところに行って遊び、興味関心を広げて周囲の人との関わりが増えていくと、指しゃぶりは自然と減り、卒業する子が増えていきます。

3歳を迎えて、幼稚園や保育園に通う頃にはほとんどの子が指しゃぶりをしなくなりますが、まだ指しゃぶりの習慣がある子は心因的な原因も考えられます。

長引く指しゃぶりは子どもの歯並びにも影響を与えるため、3~4歳になってもなかなか指しゃぶりが卒業できない子は、やめさせるための対処法を実践していくといいでしょう。

指しゃぶりをやめるコツは?日常生活の工夫とおすすめアイテムをご紹介!

指しゃぶりをやめるコツ

では、3~4歳になってもなかなか指しゃぶりが卒業できない子には、どのような対処法が効果的でしょうか?

ここでは、生活環境や声掛けのコツやおすすめのアイテムを3つご紹介します。

1.指しゃぶりをしてはいけない理由をゆっくり伝える

幼児期になると、個人差はありますがママ・パパが話していることを理解できるようになります。

まずは「どうして指しゃぶりをしてはいけないのか」ゆっくり、分かりやすく、繰り返し伝えましょう。

「指をお口の中に入れるとね、○○ちゃんの歯がグラグラになって、痛くなるかもしれないんだ。もし、歯が痛くなったら、おいしいものが食べられなくなっちゃうよね」

「指をお口に入れるとね、ばい菌さんがお口に入っておなかが痛くなったり、お熱が出たりするかもしれないよ」

など、歯並びの問題や衛生面の問題を分かりやすく伝え、指しゃぶりが駄目な理由を理解してもらうことが大切です。

指しゃぶり卒業のために、子どもが指しゃぶりをしているところを見かけては「指しゃぶりしちゃだめでしょ」、「もう指しゃぶりはやめて」、「お兄ちゃん、お姉ちゃんなんだからおかしいよ」など、注意するだけの声掛けを繰り返している方も多いのではないでしょうか?

繰り返し同じ注意を受けているだけでは、効果がない可能性があります。

どうしてダメなのか、子どもが理解し、意識できる声掛けを根気強く続けることで、子どもが指しゃぶりを続けるデメリットを感じ、卒業できるきっかけ作りを行いましょう。

歯ぎしりをする子供

2.絆創膏やシールを指に貼る

次にご紹介する方法は、自宅にあるアイテムを利用する方法です。

指しゃぶりをやめさせるために、子どもに意図的に指を意識させましょう。

指しゃぶりは無意識に行っている場合が多く、テレビを見ているときや眠いときにしているという子も多いのではないでしょうか?

指に絆創膏やシールを貼っておくと、口に入れたときの感覚やふと指を見た瞬間に指しゃぶりをやめるように意識することができ、意識する経験を重ねていくことで、次第に指しゃぶりの回数が減っていきます。

特にお子さんが好きなキャラクターのシールや絆創膏を選んでみましょう。

「○○ちゃんの好きな○○(キャラクター名)が、指しゃぶりバイバイできるように頑張れって応援しているよ」

「○○(キャラクター名)が、お口に入れないでねってお話しているよ!今日は、お口に入れないように気をつけよう」など、声掛けを自然と行っていくと更に効果があります。

始めから、劇的に回数が減るということは難しいですが、焦らず少しずつ回数が減るようにサポートしていく気持ちを忘れないようにしましょう。

3.心因的な原因がある場合は別の方法で心のサポートを行う

指しゃぶりが長引く理由の一つとして、心因的な理由がある可能性もあります。

弟や妹が生まれて寂しい気持ちから赤ちゃん返りの指しゃぶりをしたり、幼稚園や保育園でトラブルがありその不安から指しゃぶりをしたり、寝つきが悪くなかなか寝れないときに指しゃぶりをしたり・・・。

指しゃぶりといっても頻繁に行う状況や、その子の抱える問題はさまざまで、その原因は何かを家族みんなで考え、向き合い、サポートしていくことも大切です。

家庭環境の変化で指しゃぶりが長引いている場合は、指しゃぶりをしようとしているタイミングで抱きしめたり、手をつないだり、思い切りスキンシップを取るといいでしょう。

幼稚園や保育園でのトラブルが続いている場合は、自宅で子どもの話をゆっくり聞き、共感したり励ましたりする時間を持つだけでも変化が見られることがあります。

寝つきが悪いときには、指しゃぶりの代わりに抱き枕やぬいぐるみ・タオルを用意する、眠りにつくまで手をつないで安心させる、本を読んだり、歌を歌ってあげるなど環境を工夫するといいですね。

指しゃぶりを子どもが無理なく卒業するためには、指しゃぶりをする状況や原因を見極めながら、子どもの気持ちや行動に寄り添った対応が必要です。

幼稚園に行きたくないとぐずる子供

最後に

今回は子どもの指しゃぶりについて、いつ頃までにやめさせたらいいのか、その具体的な時期や指しゃぶりの卒業に効果的な方法についてご紹介しました。

子どもの指しゃぶりは、長期的に行っているとなかなかやめることができず、その対処法にお悩みの方も多くいらっしゃいます。

今回ご紹介した方法は、すぐに実践できるものばかりですので、ぜひ試しながらお子さんの状況に合わせていきましょう。

幼稚園・保育園に通っている場合は、園や先生方にも状況や対処法を共有しながら連携して指しゃぶりの卒業をサポートできるといいですね。

反応や変化に気を配りながら、無理のない範囲で進めていきましょう。