幼稚園受験をはじめる前に知っておきたいこと

少子高齢化の反面、幼稚園、小学校受験に挑戦する家庭は増加傾向にあります。

それはなぜでしょうか?幼稚園受験には以下のような理由があげられます。

  • 幼稚園から大学付属に入園させれば、受験とは無縁で、のびのびと学生生活を送ることができるから
  • 子どもを、良い環境で育てていきたいから
  • 子どもの将来を考えて
  • カトリック教育で育てたい
  • 地域制
  • 女子校を検討しているから

特に、目黒区、港区在住で、女の子を持つ家庭には、幼稚園受験をさせる傾向が見られます。

自分自身も幼稚園から私学で育ってきた。という家庭には幼稚園受験は多いのではないでしょうか?

では、これから受験を始めるにあたり、どのようなことに、心がけていけばよいのでしょうか。

幼稚園受験のための塾選び

幼稚園受験を始めるにあたり、欠かすことのできないのが、塾選びです。

幼稚園によっては、まさしく塾に通っていました!という雰囲気にお子様を不合格にするところもあります。

しかし、そのような幼稚園でも、蓋を開けてみると、実際は、ほとんどの家庭が幼稚園受験に向けて、塾通いをしているのは事実です。

実際、塾では、受験の服装選び、面接練習、ペーパー対策、模擬試験など、受験に向けて、必要な準備を指導してくれます。

ですので、幼稚園受験に塾は欠かすことが出来ないのです。

幼稚園受験にはどんな塾を選べばよいか?

では、どこの塾を選べば良いでしょうか。

大手の幼稚園受験専門塾ですと、幼稚園によっては、塾推薦が存在します。

ジャック、伸芽会、アイシーイーなど、幼稚園受験に特化した塾へ行かれることを一番にオススメします。

ミッション系の幼稚園への受験を検討されている方は、乳児からモンテッソーリ教育で躾と行儀を養い、幼稚園受験コースへと移行できるアイシーイーが良いのではないでしょうか。

青山、成蹊、成城、学習院幼稚園を検討されている方は、伸芽会、ジャックが強いでしょう。

受験したい幼稚園に強い塾を見極め、賢い塾選びをすることを、オススメします。

幼稚園受験をする親の心構え

幼稚園受験は、まさに、親の受験です。

まだ2~4歳の子どもには、受験という文字はピンときませんし、なんとなく、お母さんと一緒に、お勉強に通っている。という感覚しか、ありません。

ミッション系の幼稚園受験をされる方は、子どもに「塾に通っている」ということを知らせずに通塾をしていることも多いです。

なぜなら、ミッション系の幼稚園の中には、先で述べたように、塾を嫌っている幼稚園も多いからです。

では、ミッション系の幼稚園を受験するにあたり、必要な塾通いについて、子どもには、どのように伝えれば良いのでしょうか。

一番良いのは「お姫様の教室」と伝えるのが良いでしょう。

そうすると、子どもは、お姫様に憧れて、お姫様になれるのであれば、喜んで塾に行く。という姿勢を見せるかもしれません。

ミッション系を希望されている方は、ぜひ、この方法を実践してみてください。

それから、幼稚園受験では、子どものお行儀、親の躾、親子関係、父親の役割が見られます。

幼稚園受験の合否を分けるのは全てが親

親の面接の話し方、内容、態度で、普段、子どもと、どのように関わっているか、家庭の様子が見られてしまいます。

合格を頂くために出来ることは、夫婦で受験に向けてよく話し合い、意見を同じにしておくことです。

受験に向けて、父親は、子どもと良く遊び、寝かしつけの際に絵本の読み聞かせをするなど、子どもと深くかかわりましょう。

面接では父親の子どもとのかかわりが聞かれます。

そのときに、実際、子どもとかかわっていない父親は、すぐに見抜かれてしまいます。

母親の役割は、躾と家庭でのお手伝い、家事への参加を積極的に子どもに参加させること、そして、父親の仕事を支える母親でいる。ということです。

多くの有名私立幼稚園は、日本の古き良き、良妻賢母という母親の役割を求めています。

それは、良妻賢母でないと、幼稚園への理解と協力を得られることが幼稚園側としては、難しいからです。

バザーに運動会など、幼稚園行事の母親参加は、有名私立幼稚園では、まだまだ多いことが現状です。

母親も一緒に幼稚園行事に参加して、子どもの成長を見守ること、また、奉仕の精神を大事にすること。などの理由からです。

ですから、まさに良妻賢母のような母親が、幼稚園には、好ましいのです。

受験前には、良妻賢母、品の良い女性に見えるように、髪型から服装まで完璧に自らを仕立てあげることが母親には必要なのです。

難関有名私立幼稚園への合格を目指している方は、上記を意識して、塾選びから自分、家庭磨きを行いましょう。