幼稚園の懇談会で気になる自己紹介!一言挨拶のポイントと自己紹介の実例

幼稚園の教室

入園後や参観会の後に行われる幼稚園の懇談会です。

懇談会で何をするのか気になったり、自己紹介が上手く言えるか心配、など初めての懇談会を前に緊張してしまう親御さんも少なくありません。

ここでは、懇談会に初めて参加する前に知っておきたい、懇談会の内容や注意点などを元幼稚園教諭の目線から詳しく解説していきます。

自己紹介の実例やポイントについてもお伝えしますので、是非最後まで読んで参考にしてみてください。

懇談会の内容とは?

懇談会は、幼稚園の入園直後や参観会の後に行われる保護者と先生との交流を目的とした集まりです。

幼稚園によって、多少内容は異なりますが、初回の懇談会では自己紹介に始まり、役員決めを行います。

役員の決定方法は、投票や推薦・立候補、公平にくじ引きで決める園もあり、その選出方法はさまざまです。

仕事が忙しい方や出産前後など、どうしても役員ができない場合は、無理せずきちんと伝えましょう。

自己紹介や役員決めの他には、幼稚園の教育方針やクラスの様子について、話し合う時間もあります。

保護者同士の意見交換や交流会を行う場合もあり、ママ友作りのよいきっかけにもなるでしょう。

懇談会はどのような服装で出席するのがいい?

懇談会にはどのような服装で参加すれば良いのか悩む方も多いのではないでしょうか?

一般的には、カジュアルすぎない服装がベターです。

中には、TシャツやGパンといった普段着で参加する方もいますが、幼稚園全体の雰囲気によっても服装に違いがあるため相談できる先輩ママがいる場合は昨年の様子など、事前に確認しておくと失敗がありません。

フォーマルな服装で参加する必要はありませんが、先生や親同士で顔を合わせる貴重な機会ですので、清潔感のある服装がいいですね。

ママ友との付き合い方

懇談会の自己紹介・挨拶の実例とポイント

懇談会で多くのママが気になっているのが、自己紹介や一言挨拶の雰囲気や内容ではないでしょうか?

ここでは、実例を踏まえながら、自己紹介のポイントについて詳しくお話しします。

人前に立って話すのが苦手な方も、ママ友作りのきっかけを作りたい方も、ぜひ参考にしてみてください!

自己紹介の内容

自己紹介で話される主な内容は

  • 子どもの名前と親(自分)の名前
  • 子どもの好きなことや得意なこと、性格など
  • 園生活で楽しみにしていることやフォローが必要なこと

です。

時間として1分前後、あまり長く話す必要はありませんが、名前とあいさつの他に子どもの性格や好きな遊びなどを一言添えて伝えるといいでしょう。

普段のお子さんの様子を取り入れた自己紹介例

次に自己紹介の例をいくつか紹介します。

  • 「初めまして。○○の母の○○と申します。息子は、外遊びが大好きな活発な子で、幼稚園に入園してから毎日遊具で遊べることを楽しみに登園しています。今まで同年齢の子と遊ぶ機会が少なかったので、これからは友だちをたくさん作って園生活を楽しんで欲しいと思っています。一年間宜しくお願い致します」
  • 「初めまして。○○の母の○○です。娘は、小さい頃から人見知りがあったので、まだまだ幼稚園生活になれない様子で、泣いて登園する毎日です。先日始めて笑顔で登園でき、親としては少しホッとしています。先月○○市から引っ越してきたばかりで分からないことも多いので、地域のことや幼稚園のことなど情報を色々教えていただけたらありがたいです。どうぞ一年間、宜しくお願い致します。」

普段の子どもの様子や、園生活の心配事、楽しみにしていることなどをありのままに話すといいですね。

入園直後で園生活に慣れず泣いている子どもを持つママは、懇談会で話すことで「うちの子どもも泣いて登園してますよ……」など、他のママと共感したり、どのように対応しているか話したりするきっかけになります。

今まで同じ地域の友だちと遊ぶ機会がなかった方は、懇談会に参加することで交友関係も広がっていくはずです。

自己紹介を行うときに気をつけたいこと

クラス人数が多い場合、マイクを使わずに自己紹介を行うと、離れて座る方に挨拶が全く聞こえない場合もあります。

人前で話すことが苦手な方も、周りに聞こえる程度の声の大きさを心がけましょう。

懇談会の時間も限られているため、事前にある程度内容を考えておき、簡潔にまとめて話すことをおすすめします。

幼稚園に通う子供

懇談会を欠席する場合は?

幼稚園入園後や進級後初めての懇談会は、先生や保護者の自己紹介と役員決めがあるため、できる限り参加すると良いでしょう。

仕事の都合や体調不良、下の子の預け先がないなど家庭環境の都合ででどうしても参加できない場合は、早めに連絡し、役員決めの内容などを事前に確認しておくといいですね。

幼稚園によって懇談会が開かれる頻度はさまざまです。

年に1〜2回の園もあれば、4〜5回行う園もあります。

保護者同志で情報交換をしたり、先生から子どもやクラスの様子が聞けたりとメリットも多いため、できる限り参加することをおすすめしますが、強制参加ではないため無理のない範囲で参加しましょう。

夏休みを楽しむ子供

懇談会は情報交換が出来るよい絶好の機会です!

今回は、幼稚園の懇談会についてその内容や注意点、自己紹介のポイントと実例を詳しくお話しました。

懇談会は、自己紹介が緊張する、周りに知り合いがいないので不安など、ネガティブなイメージを持っている方も多くいらっしゃいますが、ママ同士や先生と直接話せて、情報交換ができるよい機会です。

事前に何を行うのか、懇談会の内容や自己紹介のポイントを押さえて、無理せずリラックスした気持ちで参加しましょう。