普段、お子さんとはどんな遊びをしていますか?
ここでは、秋ならではの楽しくて、尚かつお金がかからない遊びをご紹介していきます!
落ち葉踏み
秋と言えば紅葉ですね。
秋が深まると、都会の中でも立派な街路樹の下にたくさんの落ち葉が落ちています。
そこを親子で踏んで遊んでみましょう。
かさかさ♪ごそごそ☆どんな音がするでしょうか?
歩き始めたばかりの赤ちゃんでも、ベビーカーから降ろしてあげ、歩かせてあげましょう。とても喜んで歩きますよ。
ポプラなどの大きな葉っぱはフワフワしていて踏み応えがあり、イチョウや紅葉は歩道に色がついた様にカラフルです。
大人も童心に返り、楽しい瞬間ですね。
ついでに葉っぱを裏返してみて、小さな虫を親子で探してみるのも楽しいです。
葉っぱスクラップ
公園で色々な葉っぱを拾ってみましょう。
茶色い葉っぱ、色づいた葉っぱ、ススキの穂や常緑樹の葉っぱなど。
持ち帰ったこれらの素材を、写真アルバムに貼り付けていきます。お面を作る要領で葉っぱを並べると、個性的な顔が沢山出来上がります。
写真アルバムは台紙に元々粘着力があるので、特に貼り付ける為の糊やテープは必要なし!
兄弟で作っても、同じ素材から全く違う作品を作り出すので見ていて面白いです。
お弁当を持って公園に出掛け、秋の1日をコラージュしてみて下さい。
木の実でオーナメント作り
秋は木の実も沢山落ちています。
松ぼっくりやドングリ、シイの実、椿の種など個性的な木の実を沢山拾ってきましょう。
そして土素材の紙粘土を用意し、子供と一緒にクリスマスのオーナメントを作ります。
紙粘土で好きな形を作り、木の実を埋め込み、木製のビーズなどを使って、可愛くアレンジしていきます。
紐を通せる穴を開け、2,3日日陰に置いて粘土が固まったら、穴に麻紐やリボンを通し、ナチュラルで可愛いオーナメントに仕上げます。
特にニスなど塗らなくても、10年以上もちますよ。
木の実だけ拾っておいて、雨の日に外で遊べない時に製作するのもお勧めです。
天体観察
秋から冬にかけては空気が澄んできて、星座も良く見える季節。
星座早見盤や天体図鑑などで、お子さんと一緒に天体観察をしましょう。
大人も忘れていた星座を思い出せたり、知らなかった銀河の成り立ちを知ることが出来たりしてとても楽しく学べます。
空は化学現象の宝庫なので、調べ出すと”なぜなに”が止まらなくなりますが、ぜひ図鑑や百科事典で調べて、お子さんと一緒に疑問を解決して下さい。
全国各地、天体観測所がある周辺はやはり星が良く見えるそうです。
関東で言うと埼玉県の堂平山、千葉県の九十九里浜・東浪見海岸など。
関西で言うと和歌山県のかわべ天文公園、みさと天文台、奈良県の吉野熊野国立公園・大台ヶ原などです。
これらの施設では、芝生に寝転んだりロッジに宿泊したりしながら、月光浴や星光浴を家族で楽しむことができます。
毛糸あそび
こちらは、モンテッソーリ教育の幼稚園でも取り入れられている遊びです。
トイレットペーパーの芯と割り箸で毛糸のリリアンを作ります。
トイレットペーパーの芯を高さが半分になるように切り、同じ高さに揃えた割り箸5本をトイレットペーパーの芯の周りに色ガムテープなどで均等な間隔で貼り付けます。
この時、割り箸が3cm位上に飛び出るようにして、毛糸が引っかかり部分を作ります。
スタートとなる毛糸の端をトイレットパーパーの芯の内側に垂らし、毛糸を芯の内側から星形を描く様に割り箸に引っかけます。
1本目の割り箸の所に毛糸を戻し、先にある毛糸の上に新しく来た毛糸を置きます。
下になった毛糸を外側に少し引っ張り、割り箸の先端を跨ぐようにして割り箸の内側に入れます。隣の割り箸、隣の割り箸と同じように繰り返して進んでいきます。
丁度、指が入る太さに編めますので、頭になる部分に他の毛糸を詰め、フエルトで目や口を作って貼り、指人形を作ると可愛いですよ。
魚のつかみ取り
こちらは夏から秋にかけての遊びとなりますが、栃木県那珂川では7月から10月にかけて入場料無料で天然鮎のつかみ取りができます。
那珂川は日本一の鮎の産地。
300年以上の歴史がある「やな」は、川の流れをV字にせき止めて作られており、川の流れに乗ってきた天然鮎を効率的に捕まえられる仕掛けです。
小さな子供でも安全にこの仕掛けの上で川に入ることができ、大興奮で水に戯れながら鮎のつかみ取りを体験することができます。
特に、9月中旬~10月末にかけては産卵を控えた鮎が沢山捕れる季節。たまに鮭もやってくるそう。
新鮮な鮎は勿論、やなに隣接したお食事処で食べることができます。秋ならではの自然を満喫しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は秋を感じる親子の遊びについてご紹介しました。
自然に触れ合う遊びや手先を使う遊びは、あまりお金がかからず楽しいですね。充実した親子の秋を過ごして下さいね。