小学校入学前までに身につけておきたい7つのこと

小学校入学前の女の子

小学校へ入学する前に、子供の為にどのような準備をしておけば良いか気になる親御さんも多いのではないでしょうか。

例えば、幼稚園や保育園によっては、学習面ではひらがなや足し算、引き算、それ以上のことを教えているところも多く、小学校から学ぶべきことをすでに学んでいる場合があります。

自由保育で遊びが中心の幼稚園や保育園出身の親御さんは、うちの子はついていけるかしら?と心配になりますが、小学校ではきちんと最初から教えてくれるので、心配はいりません。

ここでは、小学校入学前までにしておくべき7つの基本的生活習慣についてご紹介していきます。

1.早寝早起きの習慣を付ける

幼稚園や保育園に通っている間に、身についているお子さんも多いですが、きちんと、早寝早起きができることが大切です。

学校まで自分の足で歩く体力をきちんとつけておく必要もありますが、何より登校時間に間に合うように通わなくてはなりません。

朝からバタバタして、遅刻ギリギリな状態、登校班がある場合は、班長さんに注意を受けることがないように集合時間ギリギリに集まる等は、避けたいですね。

そのために、入学前の春休み前には、小学校に通うことを前提とした時間に起きること、そして毎晩早く寝ることを心がけましょう。

2.きちんと「歩く」練習をしておく

幼稚園では通園バスが家の近くまで送迎、保育園は親が自転車や車で送迎、徒歩で通園をしていてもまっすぐ歩かず、気になるところへ寄り道をしながらフラフラ歩く、といったお子さんも多いのではないでしょうか。

しかし、小学校に入ると自分の足で、登校班がある場合はきちんと列になって通わなくてはなりません。

入学前のように親御さんと手をつなぎながら学校へ行くということはなくなります。

時間があるときには実際の登下校ルートを走ったりせず、きちんと歩かせる練習をしておくことをお勧めします。

3.一人で身支度ができるようにしておく

時間がなかったり、毎日の習慣でついついお子さんの着替えを手伝っていませんか?

小学校に入る年齢であれば、一人でボタン掛けもできるようになっているはずです。

体育では体操服に着替える時間が出てきますので、一人で決められた時間内で身支度ができるようになっていることが必要になってきます。

自分一人で着替えができるように、小学校入学前には洋服の着脱、また脱いだ洋服をたたんでおくクセをつけておくといいでしょう。

お手伝いで洗濯物を畳む、または畳んである自分の洋服をクローゼットにしまうという習慣をつけておくと一人で身支度が出来るようになってきます。

4.三食きちんと食べ、歯磨きをする

朝食を食べない子が多いと言われていますが、朝はきちんと食べさせるようにしましょう。

また、食事の準備や手伝いも習慣づけれれば良いですね。

小学校によっては昼食後に歯磨きタイムを取っていないところもあるので、朝食後の歯磨きは忘れずにしていきましょう。

5.箸をきちんと持てるようにしておく

幼稚園・保育園時代はスプーンで食べていても恥ずかしくはなかったですが、小学校では箸を使います。

箸を持つのであれば、最初から子どもの好きな持ち方にさせるのではなく、正しい持ち方を教えましょう。練習箸も売っていますので、最初は練習箸から使うのも良いですね。

バッテン持ちなど、間違った持ち方を覚えてしまうと、大きくなってもへんなクセがついたままになってしまう場合があります。最初からきちんとした持ち方を覚えさせておいてあげましょう。

幼稚園生

6.正しい鉛筆の持ち方をする

箸と同じように鉛筆も、子どもの好きなような持ち方をさせると、大人になっても不自然な持ち方のまま書き続けることになります。

ペンやクレヨン等に興味を持ち始めたときに、きちんとした持ち方を教えてあげましょう。

7.普段の生活で国語・算数に必要な学習を身に着けておく

小学校でひらがな、カタカナ、足し算、引き算はきちんと学べるので、先取り勉強にこだわる必要はそこまではないでしょう。

しかし、自分の名前を書けるようにしておく、親の名前を覚えておく、ある程度は時計を読めるようにしておくといいでしょう。

文字をきちんと書くことはできなくても、絵本の読み聞かせをしたりと、文字に興味を持たせておくことをおすすめします。

数字についても、一緒に買い物をしたり、おつかいの練習をさせたりすることで、簡単な足し算、引き算に興味を持ってもらうことができます。

新聞を読む小学生

最後に

今回ご紹介したことが基本的にできていれば、お子さんが小学校に入ってから特別苦労をすることはないでしょう。

基本的なことですが、これから小学校へ入学をする子供にとっては難しいと感じることがでてくる場面があるかもしれません。なんで出来ないの?という言葉をぐっと抑えて、まずは見守ってあげることも大切ですね。

入学までの間に一つずつ出来ることを増やして、お子さんの自信につなげてあげてください。