先日レストランで友人とランチしていたときのことです。
すぐ近くの席には、5人のママと未就学ぐらいの子供たちが合計12人ほどで食事を楽しんでいました。
そのぐらいの年齢の子どもは、ママたちがお話ししている間中おとなしくしているのは難しいもの。
やはり、数人で店の中をぐるぐる走り回ってみたり、ドリンクバーへ行ってはこぼしただの大変な騒ぎになっていました。
そんなときにママたちは?というと、一応のお説教をする程度で、はたからみるとママたちのお話に夢中でこころ子どもにあらず・・・といった感じに見えてしまいました。
でも、その時のママの気持ち、とてもよくわかります。数年前は私もそうでしたから(笑)
今回は、どうしたらレストランやスーパー、公共の場所で子どもと楽しくいられるのか?
そのためにはどのようにしてあげたらよいのか?をお教えしますね!
目次
子どもが騒ぐのはママの気を引きたいと思うから
未就学ぐらいの年齢の子どもは特に、ママが自分以外のことに没頭することが嫌いです。
なんとかしてママの気を引こうと、いろんなことをしでかします。怒られるような事でもなんでもいいのです。
そうしてママがちゃんと自分の方を向いてくれると安心することができます。
子どもを放っているわけではないけれど、、、
ママからしてみれば、ママ友と話しをしていても子どものことを放っておいているつもりはないのですが、子どもからすると放っておかれているような気持になるようです。
そういった子どもの気持ちに答えてあげると、おどろくほど公共の場所でもいい子でいられるようになります。
では具体的にはどうやって答えてあげるのがよいでしょうか?
子どもはママにとっていつも「特別な存在」でいたい
先にお話しした通り、子どもは「自分こそがママの全て」と感じることで安心感を得ます。
大勢がいる場でもママと自分だけはつながっていると思ってもらえればよいのです。
では具体的にはどのようにすればよいでしょうか?
子どもと二人だけで内緒の話をする
2人だけ内緒の話をするとママと自分だけのつながりを感じさせることができます。
では「内緒の話」でどのような話をすればよいでしょうか?
例えば、「○○ちゃんはおりこうにしているからママはうれしいな」「ママのご用事が終わったら○○くんのご用事(好きなこと)をしようね」もしくは、「今日の晩ごはんは何が食べたい?」とか、特にその場では関係のないことでも構いません。
または、お友だちは知らないような家族の話でもよいのです。
コツはコソコソ話
できれば、話す時にはコソコソ話のような話し方をすればより効果的です。
他のママたちとお話ししていても、自分にだけわかる内緒話をしてもらえるんだと、特別な存在であることを感じられると思います。
ただし、この時に他の子どもから見て嫌な印象を与えないような配慮は必要です。
よくご存じのように、内緒話はときに仲間外れや悪口と取られることがあります。
そう思われないためには、誰かの顔を見ながら内緒話をしないことです。
それだけでも誤解されないようにできます。
公共の場所は子どもをしつける良い機会
子どもが公共の場所で騒いでしまったり、やってはいけないことをしてしまったときには、家で叱るようにはなかなかできないですよね?
私もスーパーで走っていた自分の子どもの頭をたたいたところに、知らないおじいさんから「これが流行りの虐待かい?」と言われて、すごく腹が立ったのを覚えています。
でも、そういったときでも公共の場所でのルールを守れなかった子どもに対して、その場できちんと教えなければいけないと思います。
他人の目を気にして、適当に流してしまうのが子どもにとっては最もよくないことではないでしょうか?
例えばスーパーで騒いだり走ったりしてはいけない理由
- 自分が転んで痛い思いをするから
- 他の人とぶつかってしまうから
- お店の人が商品を運んでいる邪魔になるから
スーパーなどの店内で騒いだり走ったりすると何がいけないのか?
やってはいけない理由をしっかり教えてあげましょう。
子どもが騒いでも繰り返し教えてあげること
公共の場所に出かけるたびに、子どもが騒いでしまい親としてばつが悪い思いをすることに疲れてしまっているママもたくさんいると思います。
しかし、「なぜいけないのか?」を繰り返し教えてあげることが子どものためになります。
懲りずに頑張って説得しましょうね。
子どものしつけは親がお見本であることを忘れない
そういう私たち大人も公共のルールを必ず守っているでしょうか?
- 横断歩道がないところで道路を渡ってはいないですか?
- 歩きながらスマホでラインの返信をしていませんか?
- ママ友と話しているときに周りの迷惑になっていませんか?
公共の場所でのルールを一生懸命子供たちに教えても、お手本である親が守れていないのでは意味がありません。
子どもだって混乱しますよね?
はじめにお話ししたように、子どもはママのことばかり見ています。
子どもに公共の場所でのルールを守ってもらいたいなら、ママもお手本になるようにしましょう。