もうすぐ中学受験の本番です。
試験日に風邪やインフルエンザになってしまっては今までの努力が無駄になってしまいますね。
親御さんとしては、今までの努力が報われるように万全の体調で試験に臨ませてあげたいですよね。
残りわずかな受験期間、今一度体調管理の予防法を確認してみてください。
目次
睡眠時間の確保と早寝早起き
体力のある子供でも身体が疲れてくると免疫力が下がります。
疲れは睡眠からしっかり取り除くよう、受験直前だからこそ睡眠時間の確保を意識することをお勧めします。
夜なるべく早く寝るためにも、早起きをして朝の頭の一番さえている時間帯に少しでも勉強を進めておくといいでしょう。
就寝の声がけをする際、勉強の進捗状況により、すぐに切り上げられる場合とそうでない場合は、その判断は子供自身に任せつつも、時間を決め早寝を心がけてあげてください。
早起きできる自信がないというお子さんには、身体をやさしくゆすりながら、ゆっくりと目覚めるようにすると起きやすくなるので、寝起きの悪いお子さんには試してみてください。
朝勉は昼間や夕方、学校から疲れて帰ってきてからダラダラやるよりも断然効率が良いです。
ぐっすり寝ると身体の疲れも取れ、ストレスも解消されます。自律神経のバランスも良くなり、情緒が安定します。
手洗いうがい
基本的なことですが、外出先でも帰宅時でも手洗いとうがいは必須にし、適当にやらせるのではなく、しっかり時間をかけてやるように癖をつけさせておきましょう。
うがい薬を使い小まめにうがいをしておくこともお勧めします。
外出時にはマスクを着用、カバンに常備し、こまめに取り替えるようにしたり、外出先から帰宅した時は外で服をはらってから入るなど、細かい点も時期によって行うようにしておきましょう。
予防接種
受験の年にインフルエンザワクチンが不足する!なんて情報が出てからでは遅いです。
ワクチンは打った方が安心なので、かかりつけの病院に事情を説明して、早めの予約をし確実にワクチンを打ってもらえるよう、インフルエンザ対策をしておきましょう。
万が一かかってしまっても未接種の症状よりは軽くすみます。
部屋の中は加湿器や空気清浄機で十分に加湿し、ウイルスが育たないように気をつけてください。
外出時の冷え対策
受験直前は、学校の行き帰り寒さや、天候も悪化によっては、油断すると風邪を引きかねません。
そこで学校に行くときは、カイロを持たせておくと安心です。
ポケットか鞄に入れておくと重宝します。
小さな事ですが、風邪を引いて後悔しても遅いです。小さな事にも気を配りましょう。
白湯を飲ませる
白湯は1日10杯以内を目安に飲むと腸内環境を整え便通を良くしたりを免疫力を高める効果があります。
風邪やインフルエンザ予防では、はちみつやレモン、生姜入の白湯が効果があります。
ウォーターサーバーがあるとお湯を沸かす必要がなく便利です。ボトル交換が不要な定額タイプがおすすめです。
ビタミンを摂ろう
ビタミンが不足すると免疫力が低下したりして菌も拾いやすくなる為、レモンなどのビタミン豊富なフルーツをドリンクにして飲ませることをお勧めします。
フードプロセッサーなどで色々な種類のスムージーを作ってあげるとお子さんも喜びますし、体調管理にもなりますよ。
紅茶でうがい
紅茶の成分がインフルエンザのエンペローブという喉にひっつくトゲトゲを取り除いて感染しにくくさせるという研究結果があります。
濃くなくとも出がらしでも効果があるそうなので、薄めの紅茶でうがい、または飲んで喉を潤すだけでも効果があります。
通塾の際には紅茶を持たせてあげるのもいいですね。
食生活に気をつかう
発酵食品は免疫力をアップさせると言われます。
納豆、味噌、ヨーグルトなどは身体に良い菌がたくさん含まれているので、発酵食品を食事に取り入れてあげてください。
またマヌカハニーというはちみつも風邪やインフルエンザ予防になると言われいます。
無駄な外出はしない
冬休みからは受験が終わるまでは出かけず、人ごみの多いスーパーやショッピングセンターへの出入りは控えることをお勧めします。
人と接するのは基本的には小学校だけにするなど、風邪やインフルエンザにかからないよう万全な対策をする家庭も出てきます。
息抜きも必要
子どもの好きなこと、ゲームやテレビを排除するのではなく、親が時間を設定し、インプットアウトプットだけでなく、子供にとっての一番リラックスできる方法を見つけておくことは体調管理に良い方向につながります。
追い込みすぎてストレスや疲れから熱を出さないように、息抜きをさせてあげる時間を作ってあげることも必要です。
中学受験前は家族一丸となって体調管理を!
いかがでしたでしょうか?
受験前の体調管理は受験生はもちろん、家族一丸となり風邪やインフルエンザにならないようしっかりと予防をすることが必要ですね。
我が子が受験当日に万全な体調で挑めるよう、できる事はどんな些細な事でもしてあげましょう。