「また勉強か…」「塾の課題、まだ終わってないな…」長い中学受験生活、子どもの勉強する気が起きない日もあって当然です。
でも、勉強しないわけにはいかない…。
そんな時、沈んだ気持ちを盛り上げてくれるアイテム、やる気が出るようなアイテムがあれば、心強いですよね。
今回、我が子の中学受験体験を通じて、「あってよかった!」受験勉強時の必須アイテムをご紹介していきます。
中学受験生のやる気アップのために、お役に立てれば幸いです。
目次
身近な文房具からやる気アップにつなげよう
中学受験が終わった後、我が子の机の引き出しは、たくさんの文房具であふれかえっていました。
受験中は、一緒に気分転換をかねて本屋さんやショッピングに行くことが多く、ちょっとずつ買い求めていました。
今、それらの文房具を使っているのは、もっぱら筆者なのですが、どんなものを購入したのか、ご紹介します。
お気に入りの文房具を見つけて、やる気アップにつなげてもらいましょう。
お気に入りのシャープペンシルを使って勉強をする
一日何時間もお世話になるシャープペンシル。
多くの受験生がこだわりを持っているのではないでしょうか。
我が子が行き着いたシャープペンシルは、パイロット シャープペンシル オプト。
握りやすく、手が疲れにくいということです。
また、少し価格は上がりますが、ぺんてる シャープペンシル オレンズ も手が疲れにくいという感想でした。
現在中学生の娘は、「文房具は、使ってみないと分からない!」と今も、力説しています。
親にとっては、費用がかさむのが痛いところですが、そこは片目をつぶりましょう。
お気に入りのものに出会えたら、勉強がはかどったり、やる気がアップするもの事実ですからね。
替え芯にもこだわる!芯はどれも同じではない!
文房具は、100円ショップで購入することも多々あり、「芯なんて、どれも同じ」と100円ショップで選んできました。
しかし、高学年になると、芯にもこだわりが出て「100均のじゃだめ!」との訴えが。
理由はノートの上を芯がすべるそうで、書きにくいそうです。
我が子が気に入ったのは、ぺんてる アイン シュタイン。
書き味がいいだけでなく、折れにくいのがお気に入りポイントのようです。
ノートの上で試してみると、確かに100円のものよりは、書き味が違うと筆者自身も実感しました。
いろいろなメーカーのものを書き比べするのも、違いが分かって面白いと思いますよ。
よく消えて、折れない消しゴム
消しゴムにこだわる受験生も多いのではないでしょうか。
「消しゴムなんて、どれも一緒」と替え芯同様、消しゴムも100円ショップで買っていました。
高学年になり、ある日、「全然消えないんだけど…」「よく折れる」と口にしました。
高学年になるといろいろと気づくようになるのですね。
それ以来、自分で選んで買うようになりました。
選んだなかで一番使っていたのは、「うそみたいによく消える!」そんな言葉が出ていたコクヨ 消しゴム リサーレ 。
力を入れずに、きれいに消せるとのことで、テストで間違えても、焦らずに消すことができるのが何よりよかったようです。
消しゴムクリーナー
机の上の消しゴムのカス。親御さんが掃除していることもよくあることではないでしょうか。
我が子が小学生の頃、月刊誌の付録に、卓上クリーナーがついていたことがありました。
それは、すぐに故障してしまったのですが、「案外、便利だね」と親子で意見が一致して、再度購入しました。
ただ、卓上クリーナーが本に埋もれていることもありましたが、自分から掃除する回数は増えていたので買って正解だったと思います。
特にリビング学習をしているご家庭では、ご飯前に消しゴムのカスがテーブルにあるときもさっとひとふきで綺麗になるので、おすすめです。
勉強のやる気を引き出すには机の整理整頓グッズはマスト!
皆さんのお子さんは整理整頓を自分からしますか?
我が子の机は、本当にすごかったです…悪い意味で。
学校で使うものと、塾で使うものがゴチャゴチャになっていました。
プリント類もカバンから出してそのまま…ということも多発。
整理整頓は、親主導でやらないと、子どもに任せても難しいと感じます。
学校と塾で、テキストや書類を入れる場所を分けたり、「もらったプリントはとりあえずここに入れて」というトレイを用意したり。
インターネット上にさまざまな参考になるサイトがあるので、ぜひ参考にして、快適に勉強できる環境を整えてあげましょう。
受験生の目を守るグッズを取り入れてみよう
受験期間を通して子どもの大切な目を守ってあげるのは、親の役目だと感じていました。
一日、何時間も勉強を続けているだけでなく、ゲームをしたり、動画を見る機会も多く、子どもの視力低下は、社会問題にもなっています。
我が子は、幸いにも視力はとてもいいのですが、ケアは親主導で丁寧に行いました。
子ども用の目薬を塾に持参させていたり、自宅では、繰り返し使えるホットアイマスクを購入しました。
休憩時間や寝る前に用意してあげたり、疲れをとるために目のまわりのマッサージをしてあげると親子のコミュニケーション時間を取ることができます。
やる気アップ!のための部屋着
学校に着て行かせるにはちょっと・・・、捨てるにはもったいない・・・そんな着古した服を子どもの部屋着にしていること、ありませんか?
まさに、筆者がそうでした。
これは特に女の子にあてはまると思いますが、成長するにつれ、ファッションにこだわりが出てきた我が子は「これじゃ、テンションが上がらない」と言い出したのです。
ある日曜日、お気に入りのワンピースに身を包んだ娘が部屋から出てきたとき、思わず「今日はどこか行くの?」と聞いてしまいました。
けれども本人曰く、「勉強のテンションを上げるため」だそうです。
確かにお気に入りのファッションに身を包むと、元気が出ることもあるなぁ、と納得。
その習慣は、中学生になった今でも続いていて、テスト前には、よくお気に入りのファッションとメイクで机に向かっています。
勉強グッズだけではない!お気に入りの言葉をみつけておこう
お子さんは心の支えとなるような言葉、フレーズなどを持っていますか?
ひとつ持っておくと、やる気がないとき、スランプに陥ったときなどに役に立つので是非お子さんと一緒にお気に入りの言葉をみつけてみてください。
我が家は「あきらめたら、そこで試合終了だよ!」というフレーズが、気に入っていました。
ある志望校の見学に行ったとき、教室で偶然目にした言葉です。
娘が落ち込んでいるとき、元気がないときに、この言葉を掛けていたのを、今では懐かしく思います。
言葉一つですが、入試当日までモチベーションをあげることができるお守りになるはずです。
親御さんはやる気アップにつながるサポートをしていきましょう!
放課後は友達と遊びたい。帰ったらゲームをやりたい。いろんな気持ちを抑えながら、子どもは勉強に取り組んでいます。
親御さんにできることは、快適に勉強できる環境を用意してあげることや、精神的サポートなどです。
お子さんの好みや家庭によって、中学受験に必要なアイテムは違ってくると思いますが、やる気をアップするようなアイテムを上手に利用して、お子さんをしっかりサポートしていってあげてください。