小学校受験で必要なことは?毎日の中で基礎を身につけよう!

小学校受験の勉強は毎日コツコツと続けなくてはいけません。そのためにはお母さんの力が必要です。

慌ただしい毎日の中でも基礎をしっかりと身につけていくことが大切です。

ここでは、これから小学校受験を考えられるご家庭に向けて、受験で必要な基礎をご紹介していきます。

基礎1:筆記対策

小学校受験ではお話の記憶、数、図形、鏡など、学習する必要な分野は幅広く最低1年間は取り組むべきことです。

教室に通うお子さんのほとんどは、教室だけの学習では、足らないのが現実です。

幼児教室では、問題の解き方を学び、類似問題を市販の問題集を使用し確実に解く力を身につける必要があります。

書籍数が揃っている書店では、各教室(伸芽会・こぐま会など)が出版されている参考書が発売されてます。

また、分野別でも、数多くの参考書が発売されておりますので親子で、いつからでも、取り組む事が出来ます。

ペーパーは長く続けられる工夫を!

はじめは年少時期、月齢を考えて楽しんで出来る問題から取り組み少しずつ進めている事が、長く続けていく秘訣になります。

基礎2:生活習慣、しつけ

生活習慣としつけ交通マナー、挨拶、礼儀等は、普段から身につけるべきものです。

試験当日、初対面の先生に、元気良く自ら「こんにちは」と言えるに日ごろから挨拶を心がけましょう。

通学が公共交通機関になる場合は、学校の顔となる制服を着ているので、満員電車内で周りに迷惑を掛けずに、通学出来る様にしないといけません。

基礎3:体操

くま歩き、指示行動、平均台、縄跳び等、幅広い内容があります。

体操の受験項目がない小学校は準備の必要はないですが、該当する小学校では、過去問を見て試験当日までに出来る様にする必要があります。

幼稚園で対応してもらえれば良いのですが、そうでない場合は体操教室、公園等で練習する事が対策になります。

体操から達成感を!

幼児教室で、体操の授業がある場合もありますが各家庭で取り組み、出来ない事を練習して、出来る様になった時の達成感、向上心を高め、試験に堂々と臨めるようにしておくといいですね。

学校によっては、ある程度早く出来る事も求められることもあるのですが、例え失敗しても諦めずに続ける姿勢があれば問題ないです。

お子さんには諦めない忍耐力を身につける事が出来れば成功です。

月齢によって、得意・不得意によって、備える時間数は変わってきます。

基礎体力を身につける為に休日などは公園に行き、ボール、鬼ごっこ、かけっこなどをして楽しみながら身につけられるといいですね。

また、試験前になると室内でペーパーを多くする日が続くようになり、母子共に勉強疲れが溜まってきますので、その際は、全てを忘れて、公園で思いっきり遊び、切り替える事もとても大切です。

家で体操をする親子

基礎4:絵画

試験では、話しを聞いて絵を描く、テーマを聞き子供が絵を描くなどがあります。

普段から、クーピー、クレヨン、ペンなどで遊び感覚で絵を描く習慣をつけておけば特別に取り組む必要はありません。

ただし、絵が得意でないお子さんは、まずは絵を描くきっかけを作る必要があります。

市販のお絵かきの本で対策をしたり、または絵画教室で小学校受験対策のクラスへ通わせる、という選択肢もあります。

高度な絵画力は求められないのですが、難関校になると絵が得意な子、準備をしてくる子も多いので、基本的な動物などは書けるようにした方が好ましいです。

動物園は絵画が上達する場所!

動物の種類は、基礎的な知識で知るべきことなので、動物園にスケッチブックとクレヨンを持参すると、一般常識と絵画の両方のお勉強になります。

本などで見るよりも実際に目にすることで、印象にも残りやすくお勧めの場所です。

絵を書く女の子

基礎5:面接

面接は両親のみ、子どものみ、両親と子どもなど、学校により異なってきます。

名前・幼稚園名・好きな動物など、基本的な事が聞かれることと、この学校の名前は知っていますか?どうしてこの学校に入りたいのですか?など難しい質問を受ける事もあります。

全てをすらすらと答えることが出来ると完璧なのですが、初対面で普段とは全く違う環境で、子どもは、面接で答えないといけないというプレッシャーを感じる中で普段通りに出来ないことがあります。

面接対策で身につけておくべきこと

普段から、知り合いの方、町のお店などで、話しかけられ、子どもなりに答えられる様になれると、自然と受け答えをする力を身につけることが出来ます。

幼児教室では、夏季・春季講習などで、集中講座が用意されていたり、試験前になると模擬試験が開催される事があります。

人見知り・内気なお子さんには、長期間をかけて準備すること良いのではないでしょうか。

質問にどう答えると良いかが分からないお子さんには、まず、解答例を教えることから始めると良いでしょう。

「一番好きな本は何ですか?」という質問には、普段からお子さんの手の届く所に本を置き、好きな本を作ってあげる事が一番良い方法です。

お子さんが好きな本だからこそ、何度も読んで、と言われるのですが、何度も読んで頭に中にストーリーを入れて、「その本はどういう内容ですが?」「どういう所が好きですか?」「誰に読んでもらいますか?」など、多様な質問に対応出来る様になります。

本の読み聞かせは、一般常識の昔話し、お話の記憶を身につけるには、一番の近道になりますので、時間を惜しまず、親がじっくりと時間をかけると、小学校受験だけでなく、今後のお子さんの人生に大きく影響してくるはずです。

生活の中には受験対策に役立つ要素がたくさん

受験の基礎を通じて、小学校入学後にお子さんが学校生活に自信を持ち楽しく過ごすことができるのではないでしょうか。

生活の中には受験対策で学ぶことが多くあります。

ぜひ、参考にしてみてください。